パスワード使い回しで預金残高がゼロに(ロボフォーム)

これは、ロボフォームを使えば回避できたであろう悲劇である。
ある日電話が鳴った。出てみると家賃の引落が出来ていないという。
そんな馬鹿なと思いながらも、インターネットで銀行振り込みの手続きを初めて、愕然とする。預金残高がゼロになっているのだ。
パスワード管理プログラム・ロボフォームRoboform

これは現実に起きた出来事である。
このサラリーマンは、ネットバンキングのIDパスワードや、その他のパスワードを紙に書いて、それを財布に入れておいた。

その財布を入れた鞄を紛失してしまったので、当然、カード類の使用差し止め手続きをした。

しかし、一足先に、紙片の情報をもとに、預金の全額が他口座へ振り込みされてしまったのだ。大体、こういう情報を入手して悪さをしようとい人間は、やることが早い。

この被害者は、いくつものアカウントのパスワードを使い回ししていたので、被害は甚大であった。

あなたのパスワード管理は、大丈夫だろうか。
同じパスワードを、あちらこちらで使い回していないだろうか。

安易なパスワード設定は、絶対にすべきでない。
例えば、11月20日生まれだから、パスワードは 1120など、基本的にダメである。

また例え手の込んだパスワードを設定したとしても、それを使い回しするのは、甚だ危険が大きい。一箇所で漏れると、個人情報をたどって全部のパスワードサイトが乗っ取られてしまうのだ。

私は、ネットバンキングを含めて、いろいろなサイトへのアクセスパスワードも含めて200以上のパスワードを使っている。

理想的には、200のパスワードの一つ一つを違ったものにして、しかもそれを紙片に書き留めずに頭の中だけに記憶しておくのがよい。ところが、そんなことは、よほどの記憶術の達人でない限り不可能だ。

そこでパスワードを管理するプログラムを使用することになる。
私が使っているのは、「ロボフォーム」である。
このロボフォームには、複雑なパスワードを1クリックで作成する機能もあり、それを特定のウエブサイトに関連付けて保存する機能もある。

後はパスワードのことなど忘れて、ウエブサイトのURLも忘れて、必要な時に1クリックするだけで、ロボフォームがそのサイトへ行き、パスワードを入力してログインしてくれる。

私にとって、パソコンがなくてはならないものであると同様に、ロボフォームもなくてはならないプログラムである。

ロボフォームが採用している暗号化システムは、”AES-256bit”という軍事レベルのシステムであり、個人が得られる暗号化システムとしては、最高レベルのものだと言える。
あなたのパスワードデータは、この”AES 256”によって強力にガードされる。

私はロボフォームの有料版をつかっているので、パソコン、ノートブック、スマホ等、5台まで一つのアカウントで利用できる。そして全デバイスでパスワードデータを簡単に同期できる。

インターネットにアクセスするのであれば、セキュリテイ管理と供にパスワード管理も絶対さけて通れない。パスワードを手帳に書いて持ち歩くなどは、危ない、アブナイ。

ロボフォームは無料版もあって、10個までのパスワードを保存してくれる。
まずは、無料版で、使い勝手のよさを試してみてはいかがであろうか。
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