氏神のむすびの祀り (2008/03/16)

昨日(3/16)は、家内の妹が結婚を控えての、親族顔合わせの食事会があった。
明治の森の中、箕面の滝の手前にある音羽山荘という料理屋での会食であった。
床の間に産霊(むすび)の男神女神の図を飾り、1つの器に榊2本を立てて、両家の氏神のヨリシロとして、会食歓談。
人間の世界の動きに合わせて、氏神の世界で産霊(むすび)の祀りが行われたようである。
結婚というものが、個人と個人のつながりに過ぎないというような誤解がまかり通る世の中であり、その世相を受けて氏神とのつながりがはなはだ希薄な人々があまりに多い。
極端な場合は、全く切れていると見受けられる場合もある。
真実の人間の生き方を求めるならば、この世とあの世がつながっていて、常に連動して動いていると云うことを忘れてはならない。
一個の人間が、存分にその力を発揮するためには、氏神(先祖)とのつながりを肉体の血球の中にいただかねばならない。
男女が結婚する。
それはただ一人の男と一人の女のむすびつきに過ぎないと考えるのは、甚だ大きな誤りである。
【参考記事】
父母の力(血の球の力)
 力(チカラ)は血から(1)
 チカラ)は血から(2)
 血球を造る神、流す神