父母の力(血の球の力)

ある家の火継(ほつぎ)祭りをお仕えした。

火継を受けるお嬢さんの実の母親に神主となって戴いた。

神祀りは筋道が通らないと成就しない。なかなかに難しい点もある。

今まで神祀りなど経験のない母親に果たして火継祭りの神主が勤まるのかと思われるかも知れないが、さにあらず。

実の父親、実の母親が火継祭りの最高の神主となれるのである。

父に父の位があり、父の力がある。

母に母の位があり、母の力がある。

その位には、他の何者にも代え難い絶大な力がある。

火継を受ける子供の肉体を流れる血球が、両親の血球と響き合うからである。

先祖のみたま祭りにおいても、その一族の血の流れを受けている人が、その血球をもって参加することがとても重要なこととなる。

血球の響きが人格を形成していることをしるべきである。