琴は文人のたしなみであった

明日は、久しぶりに琴の先生が来宅され、みっちりと稽古を付けて戴く予定です。

琴の稽古というと、今では女性たちの習い事のように思われています。

しかし、昔から、琴は男たちの、とりわけ風流を解する文人たちのたしなみでありました。

韓国ドラマ『女人天下』などを見ましても、風流をたしなむ貴族が旅をする際には、ロバに乗り、供の者に琴を担がせてゆらりゆらりと歩く場面がよく出てきます。

李白の有名な詩にも琴が出てきます。

 「山中対酌」 (李白)

両人対酌山花開 (両人対酌して山花ひらく)

一杯一杯復一杯 (一杯一杯 また一杯)

我酔欲眠卿且去 (我酔うて眠らんと欲す 君しばらく去りたまえ)

明朝有意抱琴来( 明朝 意あらば琴を抱いて来たれ)

二人で向かい合って酒を酌み交わす。

一杯一杯 また一杯と杯を重ねるうちに

私はどうも良いが回って眠たくなってしまった。

君、もうしわけないが、ひとまず帰っていただけないか。

明朝よろしければ、琴を抱いて来ていただけまいか。

山中で酒を酌み交わし、琴を奏でる。

うらやましいことですね。

それはともかく、私は、しばらく稽古に身をいれていなかったので、明日の稽古がタイヘンだあ。