ありがとうのアップダウン構造(バックナンバー1)
ありがとうのアップダウン構造
1.日本まるごとアップダウン構造
こんにちわ。
「アップダウン構造」って聞いたことがありますか。
無いでしょうね。
私が作った言葉ですから。これが実によく働くんです。
私は英語の技術翻訳に30数年間従事してきました。
専門分野の英文でしたら、日本文を書くよりも速く書くことが出来ます。
こうなるまでに、どれほどの苦闘があったことか。
英語と苦闘してきたのではありません。
日本語と苦闘してきたのです。
日本の超一流企業と言われるS社(目のつけどころが○○○○な会社です)の技術者の書く日本語といったら、
ああ、それはもう・・・(絶句)。
勘違いしないで戴きたいのですが、S社の技術者は優秀なんですよ。
だって世界に通用する立派な製品を作ってるでしょ。
だから優秀なんです。
翻訳に苦闘せざるを得なかったのは、日本語のせいです。
日本語がアップダウン構造をしているせいなんです。
この日本語アップダウン構造がわからなかったばっかりに、どれほど苦労したことか。翻訳には、苦闘せざるを得なかった。英語との苦闘ではありません、日本語との苦闘です。
英語は、素直だあ。
日本語は素直でない!
そう思っていました。
しかし、それは、表面上のこと。素直の度合いが違ってました。
その日本語との苦闘の中から、日本語がアップダウン構造をしており、英語がショートカット構造をしていることに気づきました。
今の私は、S社の技術者に感謝、感謝です。
そこでアップダウン構造を英語学習に役立てようと研究してきたところ、なんとまあ、英語どころのハナシじゃ無くなってきたのです。
日本語ではありません、日本の総体です、日本の総体が、アップダウン構造をしていることに気付いたのです。
日本の総体ですよ、ソータイ!
日本まるごとひっくるめて、アップダウン構造をしているのです。
2.このメルマガはユニーク性の保証付き
このメルマガの内容は、完全にユニーク(独自)なものです。
どこかの本の寄せ集めではありません。
もし、ユニークで無かったら、私に文句を言って来てください。
えっ? もし、ユニークでないことが確かめられたら、どうしてくれるのかですって?
そりゃあ、その時には、「ユニーク性の保証付き」の看板にかけて、
そうですねえ・・・ううーん・・・・・謝ります。(アハハ)
でも、謝るだけでは済まないでしょうね。
私の信用がガタ落ちします。
私は、恥を知る人間ですので、メルマガ出してられないでしょうね。
それだけの覚悟を以て、看板を掲げていることをご承知おき下さい。
3.アップダウン構造とは
では「アップダウン構造」とは、どういうものかを簡単に説明します。
簡単です。アップしてダウンするのです。簡単でしょ。
例えば、「ありがとう」という言葉がありますね。
英語では、サンキューと言うことぐらい、子供でも知ってます。
ところが、サンキューはアップダウンしないんです。
I →→→→ thank →→→→ you
(私は) (感謝する) (あなたに)
サンキューは、I と you の間を平面的にショートカットでつなぎます。
英語は、「ショートカット構造」をしているのです。
ありがとうは、そういう訳にはいきません。
「私」の感謝の気持ちは、「あなた」に平面的に、ショートカット的に飛んでいくのではありません。
まずは、アップして、奥の世界へ入ります。
そこからダウンして「あなた」のところへ下りて行きます。
日本人は、アップした奥の世界、目に見えない世界に宇宙法則あるい
は神の存在を、こころの奥底で認めているのです。
ですから、「あなた」がしてくれた目に見える事柄に対しても、その奥の目に見えない世界における宇宙法則あるいは神のおかげであることを認めて、そこからダウンして「あなた」に感謝するのです。
隠れた世界 (宇宙法則、神)
↓ ↑
↓ ↑
ダウンする ↓ ↑ アップして
↓ ↑
↓ ↑
表面の世界 (あなた)←・・・・・・・・・・・ ( 私 )
だから、「有り難い」が感謝の意味になるのです。
「有り難い」を英語に直訳すれば、
It is difficult to exist. (それは存在することが難しい)あるいは
It seldom happens.(それは滅多に起こらない)
となりますね。
こんなこと、欧米人に言って通じますか。
皮肉だと誤解されるに決まってます。
「有り難い」が感謝の意味と成り得るのは、アップダウン構造だからです。
日本語「ありがとう」が「アップダウン構造」をしていることは納得して戴けたでしょう。
これはほんの入り口です。
アップダウン構造の世界は、まだまだ奥があります。それをこのメルマガで述べて行きます。
● ありがとうを何万回も繰り返し唱えると、奇跡的なことが起こると
いう体験談をよくみかけます。
そのわけは、次の記事「ありがとうは潜在意識を揺り動かす」をお読み下さい。
すっきりと納得していただけます。