日本酒「一ノ蔵・大和伝」酒造りに全心魂を込める・恋愛にも二の矢なし
日本酒は日本文化の華:一ノ蔵・大和伝(やまとでん)の蔵元・産地
宮城県の日本酒・一ノ蔵・大和伝(やまとでん)の社名と酒銘を楽しむ
このカテゴリー「日本酒は日本文化の華」は、日本酒の酒銘の多様性を楽しむのが本旨である。
しかし、「一ノ蔵」という蔵元の社名については、述べておかねばなるまい。
「一ノ蔵」は、創業数百年の歴史を持つ宮城県の4つの蔵が、理想の酒造りを目指すという志に燃えて合併し、昭和48年に創立された。
「一ノ蔵」という名乗りに込めた、蔵元、杜氏(とうじ)、蔵人(くらびと)たちの心意気は、また、酒銘「大和伝」に響いている。
俺たちは、この国一番の日本酒を造る!
社名「一ノ蔵」こそ、酒造りする俺たちの心意気を表す名乗りだ!
酒銘「大和伝」にも、この国の名を背負って見せようぞという気概が籠められている。
「一ノ蔵・大和伝」とは、酒造りする人たちの雄叫びが聞こえてくるような名乗りではないか。
神法に二の矢無し、酒造りにも・・
「神法に二の矢無し」という訓えがある。一の矢に全心魂を籠めよ、という訓えである。
きりりと引き絞った弓に、たった一本の矢をつがえて、その一の矢に全心魂を込めて放つ。
二の矢は無いのである。
この心掛けをもって、水を汲み、米を仕込み、酵母の声を聴く。
その年の米、その年の酵母、それを仕込むのも一度きりの勝負だ。二の矢は無い。
「一ノ蔵」という名乗りは、他の蔵と比較して、一番だ、二番だというのではない。
他社との比較は関係ない。
そこには、ただ、酒造りする己があるのみ。
その己が、一の矢に全心魂を籠めるという心掛けでもって、ひたすらに米、水、酵母と眞向かう。
「一ノ蔵」の心意気こそ、大和の国に伝えゆくべき、もの作り人の心意気ではないか。
「一ノ蔵の大和伝」、酒飲みたちよ、その名乗りの響きをもまた、味わい給え。
和製シャンパン「すず音」、恋愛にも二の矢なし
この一ノ蔵では、和製シャンパンとでもいうべき、スパークリングワインのようにプチプチはじける日本酒「すず音」を造っている。
「日本酒なのに甘酸っぱい味わい。こんな日本酒飲んだことない!
日本酒が苦手な方にこそ、是非飲んでいただきたい、と~っても不思議なお酒です。」
と販売店は語る 。
「すず音」という酒銘があらわすように、ぷちぷちとはじけるスパークリングワインのような日本酒は、若い女性たちにも大好評とか。
「一ノ蔵・すず音」を呑みながら、恋愛に二の矢無し、などと語らうのもよかろう。呵々(あはは)。
一ノ蔵 大和伝 特別純米 カートン入り 1.8L
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