春の彼岸のみたま祀り(1)
昨日(3/17)は、春の彼岸の入りの日。
この日から七日間を彼岸といい、真ん中の日(今年は3/20)を彼岸の中日(ちゅうにち)という。
春の彼岸の中日が、春分の日であり、
秋の彼岸の中日が、秋分の日である。
彼岸とは、三途の川を境にして向こう岸の側、つまりあの世のことであり、対してこちら側を此岸(しがん)という。
彼岸にいる先祖のみたまと、此岸にいる私たちが、一緒になって行うのが「みたま祀り」である。
春分、秋分は、太陽と地球との位置関係上、日光が深く地球にそそがれる。
その日の光を使って、彼岸を調え、此岸を調えるという点に、春分秋分のみたま祀りの意義がある。