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日本人の特殊感覚: 刀剣・武道・もの・天皇・日本列島 ペーパーバック – 2018/2/11
刀剣を祀る日本人は野蛮な民族か
刀剣を神として祭る神社が日本全国にあり、日本人は何の悶着も起こさずに参拝して手を合わせます。 しかし、西洋一神教の世界から見れば、刀剣の精を神として祭るなどは、野蛮極まりない低級な習俗と言われても仕方がありません。 日本人は、刀剣を単なる殺傷の道具とは見ていないどころか、神として祭っているのです。 刀剣は、ムスビの神宝であり、誓霊(うけひ)の神宝であり、鎮魂の神宝です。 そのことを深層で感覚しているが故に、日本人は刀剣に対して説明しがたい畏敬の念を持つのです。 日本人の特殊感覚とは、世界の他民族からみて「特殊」と見えるのですが、日本人にとっては当たり前の普通の感覚です。その当たり前の感覚に深い意味が込められています。武道に対する特殊感覚
武道を英語でマーシャルアーツといいますが、武道とマーシャルアーツは、根本的に異なります。 武道は神道とあざなえる縄のように一筋の流れとなって、日本人の心に流れています。 日本人の武道に対する特殊感覚は、初代天皇を「神武天皇」とお呼び申し上げていることにも表れています。 武道が神道と一つの流れであると言うことを、詳しく解説します。ものに対する特殊感覚
明治以降、西洋語の飜訳語として「物質」なる言葉が使われるようになりました。「物質」は、西洋近代の精神と物質を厳然と区分けして決して交わらないとする二元論に基づく言葉です。 しかし日本人の心には、「物質」感覚とともに、日本古来の「もの」感覚が失われずに残っています。 命という「もの」、運命という「もの」、などの使い方に見られるように、「もの」は「物質」に限定されるものではありません。 「もの」の心を尊ぶ日本人の特殊感覚は、針供養、包丁供養、筆供養などの、西洋から見ればまことに奇妙な祭りにも表れています。「もの」に対する特殊感覚が、日本のものづくりの根底にあるのです。天皇の特殊感覚
「天皇の特殊感覚」には二つの意味が含まれています。 ・国民の天皇に対する特殊感覚 ・天皇の国民に対する特殊感覚国民の天皇に対する特殊感覚
武力を持たぬ天皇が二千六百余年、125代にわたり皇統を維持できたのは、日本国民の天皇に対する特殊感覚あってのことでした。これは世界史に例を見ない事柄です 。天皇の国民に対する特殊感覚
国民の持つ特殊感覚は、天皇ご自身がお持ちになる、国民に対する特殊感覚の故でもあります。 「天孫降臨」以来、代々の天皇がこの国を「しらす」とは、国土と国民をご自身と一体化してご覧になるということであり、諸外国の王たちとは、画然たる違いがあるのです。 そういう天皇と英国王との厳然たる違いを詳しく物語りました。男系天皇と女系天皇
女系天皇なる存在は、万世一系の皇統を断絶させることになります。そのことを正しく認識するために、「精と体」の観点から、男系天皇と女系天皇の意味を正しく解説します。 今上天皇から新天皇へと皇位の移行がなされようとしている時、このことを日本国民が深く認識していただく必要があるでしょう。特殊感覚の淵源は太陽神界にある
天皇ご自身の、また国民の特殊感覚の淵源は太陽神界にあります。 太陽神・天照大神を祖と仰ぐ皇室と、太陽神界に民族の発生源を置く日本人との関係は、太陽神界に淵源があってのことです。国旗日の丸にもそのことが表れています。 日本国に天皇がいらっしゃるのは、日本一国を保つ為ではありません。天皇がいらっしゃるから、地球が太陽の恵みを受けて生き続けられるのです。その天皇を支える日本人が日本列島に生かされていると知れば、日本人に生まれたことに腹の底から感謝の思いが湧き上がることでしょう。日本列島の存在意義
地球上に日本列島が置かれていることの意義を述べます。 刀剣・武道・もの・天皇の特殊感覚に生きる日本人が、日本列島に住んでいる。 日本列島は地球の祭場であり、大和民族は祭祀民族です。 その祭祀の大神主が天皇でいらっしゃる。 新天皇をお迎えする日が近い今、天皇存在の重大意義について日本人すべてがハラに収めていただきたいことを解説します。目次(日本人の特殊感覚)
第一章 刀剣に対する特殊感覚 第一節 刀剣は産霊の神宝 第二節 刀剣は誓霊の神宝 第三節 刀剣は鎮魂の神法 第四節 日本刀は日本列島の精気を含む 第五節 諸外国と日本人の刀剣感覚を比較 第六節 日本精神アップダウン構造 第二章 武道に対する特殊感覚 第一節 武道と神道はあざなえる縄の如し 第二節 日本武道と刀剣 第三節 武の神と武道の神髄 第三章 ものに対する特殊感覚 第一節 土足でまな板に飛び乗る米人シェフ 第二節 日本人の「もの」感覚 第三節 ものと生きる 第四章 天皇の特殊感覚 第一節 国民の天皇に対する特殊感覚 第二節 天皇の国民に対する特殊感覚 第五章 日本列島の存在意義 第一節 大地は生きている 第二節 日本列島の存在意義 第三節 日本人の生き方 あとがき- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社合同会社トランスペース出版
- 発売日2018/2/11
- 寸法12.8 x 1.07 x 18.8 cm
- ISBN-104990687744
- ISBN-13978-4990687748
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登録情報
- 出版社 : 合同会社トランスペース出版 (2018/2/11)
- 発売日 : 2018/2/11
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 186ページ
- ISBN-10 : 4990687744
- ISBN-13 : 978-4990687748
- 寸法 : 12.8 x 1.07 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,190,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

▼昭和24年、大阪府八尾市の生まれ。
現在「神道・日本語・日本文化を学ぶ・トランスペース研究所」を主宰。
▼合気道で体を鍛え、カント哲学で大脳を鍛える
大阪教育大学で合気道部に入り、合氣修行に明け暮れる。老年の今も一人修行を続けている。
卒論テーマに西洋哲学の難攻不落とも思えるカント『純粋理性批判』を選ぶ。カントをやるなら2年は必要だよと教授にいわれ、五回生まで留年してカントにかじりつき、大脳の論理を構築する働きに大いに得る所があった。
合氣で体の動かし方を、カントで大脳の動かし方を学んだことは、終生の恵みとなる。
▼技術文書の飜訳に従事
在学中20歳の時、日本技術飜訳協会(当時)から科学技術飜訳士2級(最年少)の認定を受け、卒業後は飜訳事務所で米人リライターと共に飜訳実務に従事し、米人のナマの英語に接して多くを学んだ。その後、フリーランスとして独立し、有名企業のマニュアル類の英訳に従事。
とりわけ「目の付けどころがシャープ」な会社での英文サービスマニュアル制作では、技術者の飜訳原稿(和文)を英訳するのに格闘の日々を送る。
英語と格闘したのではない。英語から見ればあまりにも「非論理的」なスカスカの技術者の日本語と格闘してきたのである。
カントで学んだ論理脳から見れば、日本人技術者の原稿のひどいこと、ひどいこと。
▼日本語アップダウン構造の発見
飜訳実務を重ねるうちに、最初は「非論理的」と思えた日本語に、日本語本来の意味があり構造があると気づき始めた。
気付く以前の私は、日本人技術者の書く飜訳原稿が、あまりにもひどい事にハラを立ててばかりいた。時には腹立ちを押さえるために、ウイスキーをちびりちびりと飲みながら英訳作業に徹したこともあった。(腹立ちに想いが行かぬようにするためであって、酔うために飲んだのではない。)
日本語と英語の間(はざま)で葛藤する中から、ついに、
「日本語アップダウン構造」を発見。
雷に打たれる如き衝撃を受けて、これまでの疑問、葛藤のすべてが氷解した。
まさに、日本語開眼! 英語開眼!
私がウイスキーを飲みながら飜訳せざるを得なかったのは、日本語アップダウン構造と英語ショートカット構造の違いの故であった。
今では、「非論理的」と思えた原稿で私を苦しめて戴いた技術者たちに大いに感謝している。
▼神道修行に入り
卒業後、飜訳実務を始めた頃から、並行して神道修行の道に入る。
神まつりを続ける中で発見した「日本語アップダウン構造」が、実は単なる飜訳技法の原理といった程度のものではなく、日本精神の総体を表すものであることに気付く。
日本語どころの話ではなく、日本が丸ごとアップダウン構造をしていることに気付いたのである。
▼『日本語は神である』出版(PODと電子書籍)
こうして、その発見を一書にまとめ、『日本語は神である』を出版。(日本アップダウン構造シリーズの第一巻)
はばかりながら、カント哲学で学んだ論理を貫徹するという姿勢は、前書においても貫徹していると自負している。
▼読者のレビュー(『日本語は神である』)
どんなトンデモ系かと思いきや、ぐうの音も出ないほど緻密で明快に展開されていて鼻で笑い飛ばしてやろうと思って読み始めたのに別の意味で笑いました。
私のようになぜか反射的に神という言葉にアレルギー反応を起こす方も少なくないと思いますが、この本はすぴりちゃる(笑)や新旧宗教、またそれらの独自解釈宗教などではありません。
日本人なら一読すべきです。
自分が意識もせず普段話している言葉にどれだけのものが含まれていたか知っておいたほうがいい。
スコーンと思い切り「そうなんだ?そうそう!そうだよね!」と腑に落ちることの連続です。
気持ちいいくらい納得できました。
これ以上腑に落ちるという言葉ががつんときたことはありません。
そして無自覚に使っていた言葉を大事にしようという思いが芽生えました。(後略)
▼『親子で学ぶ神道読本(一)父と母と産土の神』出版(PODと電子書籍)
小学高学年から読めるようにと、ルビを多用して、内容もやさしくわかりやすく神道を解説。
▼『日本人の特殊感覚(刀剣、武道、もの、天皇、日本列島)』出版(PODと電子書籍)
▼今後の予定
・親子で学ぶ神道読本シリーズの第二巻として『太陽・月・星の神は人間の中にある』(仮題)を今春に刊行の予定。(PODと電子書籍)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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シンプルな言葉に心が満たされました。
そして、日本列島が、天皇が、地球を支えて居る事に驚きましたが、
日本人として誇りに思います
日本人の持つ特殊感覚は素晴しいですね。
日本人として産まれて良かったと心から思います。
天皇のいる意味。その価値。普段、全く気にしていないことがここに収められている。
日本人なら知っておくべき。
スピリチュアルでありつつ、フワフワしてなくて論理的に書かれており、とても良かったです。多くの日本人に読んでいただきたいです!
ベネディクトの"菊と刀"がとてもよかったので、日本文化の本をさらに読みたくなり、探したところ、この本に行き着きました。神社の参拝などは身近なことなのに、神道についてまるで知らず、この本で"日本語"と"日本人"、"日本の文化"との深い関わりを少しでも知ることができ、とても良かったです。
本の内容と少し離れる私事になりますが、知り合い(外国人クリスチャン)に「神道は最悪」と言われ、少なからずショックを受け、本当に変な宗教だったらどうしようかと恐る恐る読みましたが(笑)、きちんとしていてほっとしております。著者の方が、他宗教を否定せず、あちらはあちら、こちらはこちらと認めていたのも、とても良かったです。キリスト教も、学校を作ったり、貧しい人への支援など、素晴らしいところはたくさんあるとは思いますが、ほっとする自分の居場所は神道だなあ、と感じられました。また私事になりますが、外国の人の会話のスタイルに馴染めず、少し鬱になっていたところだったので、日本の和を大切にする話し方(空気を読まないといけないのは、少し大変なときもありますが/笑)が好きだなと思いました。日本人で良かったです。