2015年(未年)年賀状の「未」確認情報

来年(2015年)は未(ひつじ)年。そろそろ年賀状の季節です。
日本郵政の年賀状には、毎年、切手を貼る部分に切手の代わりにその年の干支(えと)のイラストが描かれている。

2015年の年賀状には、もちろん未年の羊さんが描かれている。
このイラストにちょっとしたエピソードが籠められているとして、今話題になっている。
未年の年賀状イラスト

上の図を見て戴きたい。12年まえ(2005年)の未(ひつじ)年の年賀状にも、羊さんが描かれているが、その羊さんが編み棒で何やら編み物をしていますね。
それから12年後(来年)の羊さんは、編み棒は2本まとめて片手で持ち、首にはマフラーを巻いています
つまり、12年たって編み物がようやく完成したというわけ。
何とも気の長い話だ。

仮にこの羊さんが、女性だとすると、12年かけて編み込んだマフラーを自分の首に掛けて先ずは試着したのであろう。だから編み棒2本を右手に持っている。
12年後(2027年)には、きっとボーイフレンドにプレゼントするイラストが見られるかも知れません。

さらに想像を膨らませて、24年後(2039年)には子どもと一緒のイラストが見られることでしょう。さらに36年後(2051年)、いや48年後(2063年)かな、孫たちに囲まれた羊のじいちゃんばあちゃんが見られるはずだ・・・かどうかは、わかりません。

私は、とてもそこまで生きてられません。おつきあいは出来かねます。

しかし、日本郵政さんも、なかなか面白いことを考えるものですね。
他の干支(えと)のイラストにも、ひょっとしてこういう隠れたエピソードがひめられているのでしょうか。

「未」を「ひつじ」と読むのですが、この字はまた「まだ・・・でない」という意味にもなります。
「未来」は「未だ来たらず」。
「未成年」、「未完成」、「未処理」、「未解決」、「未確認」。

そういうわけで、年賀状イラストの羊さんが、どのような動きを現していくから、まったくの「未確認」情報でありました。