【友の会通信】2013-09-19 秋分のみたま祭り簡略作法、第1回神戸講演を終えて、会員の声

 朝、目を覚ますと、体がだるい。マツリ疲れ特有のだるさである。
 ああ、始まったか・・・。

 今宵(9/19)は満月、とりわけ中秋の名月。しかも、続けて明日(9/20)からは彼岸の入り。

 毎年、春分秋分のみたま祭りの時期になると、たいていは彼岸の入りの日から、私も家内も身体に祭り特有の負荷がかかる。
 今年の秋分のみたま祭りは、満月から始まると日垣宮主師から聞かされていたが、その通り、一日早く朝からもう始まったようだ。

 会員諸兄姉は、春秋のみたま祭りをどのようにお仕えしておられるでしょうか。みたま祭りをお仕えしてみたいのだが作法をご存じないという方々のために、秋分のみたま祭りの作法を簡略にお伝えする。

 今日の内容は、下記の通り。
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1.秋分のみたま祭り簡略作法
2.神戸講演会第1回を終えて
3.会員の声 「神様を普段の生活にどう取り入れる」
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1.秋分のみたま祭り簡略作法
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 秋分と春分は、地球と太陽の位置関係で決まる。
 この日、太陽神界の光がもっとも強く地球に注がれる。
 日光が最も強く地球に届くのは真夏かと思われそうだが、これは、太陽神界の恵みの光とお考えください。

 秋分の日(今年は9月23日)の前3日と後3日を含めて一週間を彼岸といい、秋分はその中日(ちゅうにち)である。(相撲の場合は、中日を「なかび」と呼ぶ。)
 こういうことも、小学の高学年ともなれば家庭で教えておくことだと思うのですが、日本人の常識は少々寂しいことになりかけていますね。

 今年秋分のみたま祭りが、格別に、満月の日から始まるということは、満月大神が日神の光に身を染めなさるということになります。

 今年は、日本列島が「これまで経験したことのない」猛暑や豪雨にさらされました。何か尋常でないと感覚なさる人々も多いことでしょう。
 この猛暑豪雨で日本列島さまは何をもくろんでおられるのですかと、神道の師・日垣宮主師にお尋ねしたところ、

  消え去らむとする倭島根の神力を新生させる風雨雷霆(らいてい)、
  宮主も全身魂盡し果て、目下身魂再生中

とお答えをいただきました。
 九十歳のご老体にかかる負荷はいかばかりかと拝察、宮主師の祭祀をお助け申し上げるという立場に立つ私たち道友も、それぞれの分に応じてその負荷を背負っているのです。

 こういう流れの中での、秋分みたま祭り、その大神業に、あなたもあなたのご先祖も参加なさって、太陽神界の恵みのみ光を存分に受けなさるとよろしいかと存じます。

 作法は、神修が深まるにつれて進化するのでありますが、まずは、思いっきり簡略化した作法を説明いたしましょう。

 仏壇をお持ちのお家であれば、仏壇に灯明を上げて、みたま祭りの神座は別に設けます。

 神棚があれば、その下に、なければ清浄な場所に、大きめの榊を一本立てて、みたま祭りの司祭神の依り代(よりしろ)とします。
 その手前に、小さめの榊を二本たてて、一本はあなたのお家のご先祖の依り代とします。他の一本は、奥さんの実家のご先祖の依り代とします。
 そして、ミケツもの(お供え)を豊かにお供えしてください。

 その前で、祝詞を奏上します。
 祝詞をご存知でなければ、次のように申し上げるとよいでしょう。

 秋をもたらしの大神とみたたえまつる大穴牟遅大神、
 国魂大神、産土大神、
 秋のみたま祭りを司る大神たち、
 ○○家 遠つ御祖(みおや) 代々(よよ)の祖(おや)たち、
 ●●家(奥さんの実家)遠つ御祖(みおや) 
 代々(よよ)の祖(おや)たちに、
 大みかげ かむたびませ
 そう申し上げて、ふかーく八呼吸します。
 呼吸は、三息に吸って、四息吐くのですが、リズムをつけて、
  スーー、スッ、スーーーと鼻から三息に吸い込み、
  スーー、スッ、スッ、スーーーと口から四息吐きます。

 その呼吸に乗せて、太陽神界の光がご先祖にもたらされるとご承知おきください。

 その後、太祝詞(ふとのりと)をお持ちの方は、皆さんご一緒にそれを奏上なさるとよいでしょう。
 また、祓えのヌサを準備なさって、最初に祓え業をお仕えなさるなど、ご自分の状況に合わせて祭式を
充実させてください。

 祭祀民族たるあなたが、日本語を使って祭祀をお仕えなされば、必ず神々がそれにお答えなさると確信なさることですね。

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2.神戸講演会第1回を終えて
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 9月8日、サラシャンティにおける連続講演第1回を無事に済ませました。講演後、近くのお店で有志と歓談。
それにつてても思うのは、日本人としての生き方の基本の基本が崩れかけているという残念な実態です。
 10月以降の講演においては、日本語講演という柱は保ちながら、日本人の生き方の基本についても話さなければならないと感じたことでした。

 講演の前に、サラ・シャンティで祭祀をお仕えいたしました。祭祀に参加なさった友の会メンバーの大中洋道氏から感想を戴きましたので、氏の了承を得て皆さんに披露いたします。

********** 大中洋道氏の感想 ここから ************

 日曜日は、内容のつまったご講演を聴かせて下さり、有難うございました。
 配布下さった資料も、分かりやすく良心的で、気持ちよく聴講出来ました。

 祭事は、思い掛けない収穫でした。
 祝詞も朗々として、良い響きでしたし、季節のお供えもの、初めて見ました。心が暖まる感じがいたしました。

 懇親会に出席するつもりでしたが、急用が入って参加出来ませんでした。また、次の機会にと思っております。

 So What ですが、答えを自分から見つけるための、良い提示だと思いました。

 今の学校教育は、小学生から大学受験生まで、高い点数をとるために、無駄な寄り道することなく、盲目的に、
So Whatする間もなく、まっしぐらに進むことを教えているように感じます。

 よみ、かき、そろばん、は、大事なことには間違いありませんが、なぜ学ぶのか、何を学ぶのか、先生も簡単には、分からないと思います。

 昌原先生の、軽い身のこなし、清潔感のある祭事、印象的でした。

 長い雨も、講演の後に上がって、さわやかな、日になっております。
 今後とも、よろしくお願い致します。 大中 洋道

********** 大中洋道氏の感想 ここまで ************

上の感想文中、

 「祭事は、思い掛けない収穫でした。祝詞も朗々として、良い響きでしたし、季節のお供えもの、初めて見ました。」

とあるのは、三宝に乗せてお供えした野菜の美しさに目がとまったのでしょう。日本神道の祭式は、清々しく美しい。

 次回以降も、講演の前に祭祀をお仕えいたしますので、
 講演会に参加の会員諸兄姉は是非とも祭祀にもご参加ください。


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3.会員の声 「神様を普段の生活にどう取り入れる」
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最近、友の会に入会された今泉さんのメッセージを紹介します。

 日本人は殆どの方が、訳もわからず初詣や神社参拝に出掛けます。
 私も御多分に洩れずその中の一人です。
 もっと神様の事や祝詞の事や、神様を普段の生活にどう取り入れるのか知りたくなり、登録させて頂きました。
 これからどうぞよろしくお願い致します。
 (今泉さんのメッセージ、ここまで)

「訳もわからず初詣や神社参拝に出掛ける」のは何故かということを、先日の第1回講演で解説しました。
 要するに、日本語がアップダウン構造をしているからですね。

 また、「神様を普段の生活にどう取り入れるのか知りたくなり」ということ、これがミソでしょうね。
 今日の友の会通信で、みたま祭りの簡略作法をお伝えしたのは、今泉さんのこのメッセージにつられてのことでした。
 今泉さん、みたま祭りなさってくださいね。

 皆さん方も、みたま祭りをお仕えなさっての感想などを、メールでお寄せ戴けたら幸いです。

 日本人として、祭祀民族としての生き方を深めて参りましょう。